世界の投資家に学ぶ!長期投資の成功法則にみる最適な投資法とは

(写真=belozu/Shutterstock.com)
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同じ投資をしていても、成功している人がいる一方、失敗している人もいます。投資に成功している人たちの間では、「投資は自らの資産運用に欠かせない活動」と認識されているのに対し、失敗している人たちの間では、「投資はギャンブルと同じで危険なもの」と認識されているようです。果たして、両者の違いはどこから生じているのでしょうか。

実は、投資を成功させている人の多くは、「時間」を味方につけています。投資した資金の増減だけに注目するのではなく、時間をかけて資産を増やすという視点をもっているために、一喜一憂することがありません。だからこそ、堅実な投資を続けていくことができるのであり、かつ、自らの資産を時間とともに増やしていくことができているのです。

一方、失敗している人たちの多くは、こうした時間の概念が希薄なようです。そのため、できるだけ短期間で資金を増やそうと画策してしまい、結果的に自らの資産を減らすことになります。このような行動をくり返していては、いつまで経っても資産が増えていくことはありません。大切なのは、時間をかけて資産を増やすという意識をもつことなのです。

大切なのは「複利効果」の発想をもっているかどうか

そして、時間をかけて資産を増やす長期投資の前提となっているのが、「複利効果」という発想です。世界的にも有名な投資家であるウォーレン・バフェット氏は、長期間にわたって業績が伸び続ける可能性のある銘柄を探して、その会社の株を購入したら、売却することなく持ち続けることを意識しているようです。その結果、巨万の富を得ることができています。

たしかに、ウォーレン・バフェット氏のこのような発想は合理的といえそうです。なぜなら、成長する株を売却することなく保有し続けていれば、得られた利益をそのまま再投資することができ、複利効果を目減りさせることなく資産を増やすことが可能だからです。一方、途中で株を売却してしまえば、税金が発生するだけでなく複利効果も得られません。

長期投資の成功法則にみる最適な投資法とは

利益が利益を生む複利効果は、どのような対象に投資する人であっても、ぜひもっておきたい考え方です。得られた資金を再投資すれば、資産は雪だるま式に増えていき、時間とともに大きな富へと成長してくれます。アルバート・アインシュタイン氏の言葉にもあるように、「宇宙一強い力は金利の複利効果」なのです。

では、投資において複利効果を意識するにはどうすればいいのでしょうか。具体的なポイントについて見ていきましょう。次のとおりです。

・“短期”ではなく“長期”で物事を考える
まずは、短期間でお金を増やすことを考えるのではなく、長期間でお金を増やす方向へとシフトしていきましょう。時間を味方につけてしまえば、選択肢は大きく広がっていきます。また、複利効果も得やすくなり、あらゆる投資が成功しやすくなるのです。

・なぜ長期投資は失敗しにくいのか?
とくにこれから投資をはじめる人にとって、最大の武器となるのは「時間」です。投資に回せる資金の量は人それぞれですが、使える時間は誰もが平等です。だからこそ、時間を有効活用し、時間をかけて低リスクの投資をすれば、自らの資産は自ずと増えていきます。

・「時間をかけて金持ちになる」という発想へ
投資に成功している人ほど、「時間をかけて金持ちになる」ということを意識しています。一方、投資したお金を失っている人は、すぐに結果を欲しがります。単純なことではありますが、長期的な視点と忍耐力をもっていることが、投資の成功には欠かせないのです。

長期投資の中でも不動産投資は最適な投資法

長期投資の中でも、とくにオススメなのは「不動産投資」です。不動産投資は、家賃収入というインカムゲインを安定して得ることで、時間をかけて資産を形成する手法です。そのため、長期投資の発想が身につきやすいという特徴があります。不動産という安全性が高い資産を保有するために、長期投資という発想をもち、不動産投資をはじめてみてはいかがでしょうか。

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