不動産投資の基本
2017/09/01

不動産投資を始める際の情報収集方法とは

(写真=Khakimullin Aleksandr_Shutterstock.com)
(写真=Khakimullin Aleksandr_Shutterstock.com)
不動産投資を行うに当たって、特に重要なことは何でしょうか。立地、構造といった不動産に関する事項は当然重要ですが、そうした物件選びにおける情報を得ることが、投資成果に直結します。

つまり不動産投資では、投資を行う前にいかに情報収集を行うかが重要です。そこで、成功する不動産投資家はどのような方法で情報を得ているのか、またどのように情報を活用しているのかについて解説していきます。

不動産投資の基本は書籍やWebで学ぶ

まず、誰もが簡単に情報収集できる方法として、書籍やWebを挙げることができます。書籍では一般的な不動産投資に関する知識を得られるほか、さまざまな不動産投資評価方法や、投資判断を行うに当たっての知識補充、コストに関する内容、法改正や税制改正などについて網羅的に学ぶことができます。

書籍では統計データなどが詳しく載っている場合もあり、人口データや再開発データなど大変役立つ内容を得ることができます。その半面、出版された時期によってはそうしたデータが古い場合があり、投資時にはデータの価値が失われている場合もありますので注意が必要です。

インターネットでは、「不動産投資」などのキーワード検索で多くのサイトを見ることができます。基本的なことや気になる点を知りたい場合はすぐに調べられるため、普段使いには有用な方法といえます。

注意点は、新しい情報に更新されているかどうかチェックすることと、場合によってはサイト作成者の主観が入りすぎて、どんなケースで該当するのか、そもそも正しいのかという判断がつかなくなる可能性があることです。

なお、インターネットでは、実際に販売されている物件情報を見られます。投資したいエリアの物件を探す場合に、その物件の近辺にいかなくてもある程度近隣の状況は調べることができるので、下調べとして使うといいでしょう。ただし、実際には売りに出されていない物件が「おとり広告」として掲載されている場合があるので注意しましょう。(近年、不動産取引の業界団体が取り締まりを強化しています)また、物件情報が多すぎてどう選んでよいかわからない場合もあるかもしれませんが、ある程度情報を蓄えておくことは物件選びの役に立つでしょう。

書籍やインターネットは基本を学ぶには適しているでしょう。まずは自身で情報収集したい人に向いているといえます。

実践方法を学ぶならセミナーや投資用不動産会社に相談する

単純な情報収集のほかに、実戦的な投資方法や最新のデータや未公開情報を得たい場合は、セミナーや投資用不動産会社に直接相談してみるのもいいでしょう。セミナーでは、実際に不動産投資を行っている専門家などが不動産投資におけるポイントや、実践的な話から借り入れ、節税など、さまざまな内容について解説してくれます。さまざまな切り口から不動産投資を学んだり、セミナーに参加して投資用不動産会社とコンタクトをとったりすることで、ちまたに出回っていない情報を得ることも可能になります。

また、投資用不動産会社に足を運び、担当者に相談するのも情報収集として有用になります。この場合にも、お客様のニーズに合わせた投資用物件を紹介してくれます。定期的に物件情報を送ってくれるケースもありますし、インターネット上に公開されていない物件情報をいち早く得たい場合には投資用不動産会社と密にコンタクトをとっておくべきでしょう。

多くの成功している不動産投資家は、すべての方法を駆使しながら投資を行っているといえます。事前の情報収集も当然重要ですが、最終的には物件情報がカギとなります。そのため、セミナー参加や投資用不動産会社とコンタクトをとり、より具体的かつ実践的な情報を得られる環境づくりをしておくことが大切といえるでしょう。

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