管理・空室対策
2017/09/05

サラリーマンの味方。信頼できる不動産会社の特徴

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
仕事で忙しいサラリーマンが不動産投資をする際に重要なことは、信頼できるパートナーの選定です。本業が不動産投資ではないサラリーマンの場合、投資不動産に割ける時間も限られています。不動産会社に依頼をして、主に「入居者の募集」「賃料の管理」「入居中の対応」「退去時の管理」の4点を代行してもらうことにより、スムーズな運用が実現します。

優秀な管理会社を見つけよう

「入居者の募集」とは、いわゆる集客です。空室期間を極力短くするための大事な業務ですので、不動産会社は慎重に選びたいところです。

「賃料の管理」を不動産会社に任せるのか、自分で行うかは重要なところとなります。毎月入金される賃料から手数料を差し引き、物件所有者に入金してくるというサービスのみではないケースがほとんどです。賃料が入金されていない場合に督促をしてくれるもの、家賃の回収を行うもの、さらには代位弁済の保証があるものなど「賃料の管理」と一言で言っても多岐にわたります。

「入居中の対応」については、設備の不具合などが起きた場合に、タイムリーに迅速に対応することが重要です。また、共同住宅では入居者間でトラブルが生じることもあります。仕事が忙しいタイミングでこのようなことが起きるかもしれません。サラリーマンの場合、この点は不動産会社に代行してもらえると安心して本業に注力できます。

「退去時の管理」については、賃借人が退去する際に、きちんと現状復旧されているかどうかの確認に加え、室内を原状回復する必要のある場合の工事依頼なども行います。工事会社の斡旋などを行う場合もあります。

また、敷金返金と建物内のリフォームについて、費用面の交渉を退去者と大家の間に立って行う不動産会社も多くあります。何を代行してもらうかによって、不動産管理手数料や管理料も異なってくるのですが、自分自身がどの程度のサービスが必要か、コスト面も考慮しながら見極める必要があります。

信頼できる不動産会社のポイント

信頼できる不動産会社の特徴は、お客様から問い合わせがあった場合や、入居者からの問い合わせ時の対応が良いことが挙げられます。物件所有者として、物件の状況、聞きたいことなど不明点が出てきた場合に、きちんと対応してもらえるかどうか、また担当者が不在の場合でもきちんと折り返し連絡をしてくるかというのは特に重視すべきポイントです。

電話問い合わせしたにも関わらず返答がない、連絡がない不動産会社というのは信頼できるといえません。また、不動産業界の経験が豊富な社員が在籍している会社を選ぶことも大事です。加えて社員の人柄も重視する必要があるでしょう。大家と不動産会社との付き合いは、長い付き合いになることが多く、信頼できる不動産会社を見つけることは安心して不動産投資を行う上でも特に重要になります。

パートナーを見る目を養いましょう

初心者が不動産投資をしようと思った場合、知識や経験が少ないため、不動産会社のレベルは非常に重要になります。特に時間的制限のあるサラリーマンが投資を行い、不動産を所有する場合、不動産会社のパートナー選定はとても重要です。

物件の問い合わせ時の対応、トラブル時の対応などレスポンスが良いことは、不動産会社のパートナーを見分ける上で、大きなポイントとなります。信頼できるパートナーを見つけて、将来に向けての不動産投資を始めてみませんか。

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