管理・空室対策
2019/02/04

マンション経営の安定化に欠かせない!賃貸管理会社とのコミュニケーションのコツ

(写真=GaudiLab/Shutterstock.com)
(写真=GaudiLab/Shutterstock.com)
不動産投資をはじめるときには、建物や立地に目が行きがちですが「管理の質」も重要です。この部分がおろそかになると、入居者満足度が下がり、たとえ好立地の物件でも空室リスクが高まります。この「管理の質」の維持に欠かせないのが、賃貸管理会社とのコミュニケーションです。やりとりを円滑にすすめ、信頼関係をつくるコツが今回のテーマです。

信頼関係をつくるコツ1.「賃貸管理会社はパートナーと認識する」

不動産投資の初心者のよくある勘違いは、「賃貸管理会社=業者」「オーナー=お客様」と思い込んでしまうことです。もちろん、賃貸管理会社は入居者募集や家賃管理などのサービスを提供して対価を得ているため、オーナーがお客様の側面はあります。しかし、その感覚が強すぎるとコミュニケーションがうまくいかない原因になることもあるのです。

賃貸管理会社は、マンション経営を成功させるのに欠かせない「ビジネス・パートナー」。そう考えれば、自然にこちらから積極的に連絡をとったり、相手先を訪問したりする気持ちになりやすくなります。また、業者と考えれば賃貸管理を丸投げする感覚になりやすいですが、パートナーと考えればオーナー自身がアイデアを出したり、工夫したりする局面も増えるでしょう。

それに対して、賃貸管理会社が不動産のプロの立場からアドバイスをしていく……こういった信頼関係をつくることで、「入居者満足度の向上」を実現がしやすくなります。

信頼関係をつくるコツ2.「平時のコミュニケーションを大切にする」

賃貸管理会社との間に信頼関係を築くには、「平時」のコミュニケーションが大事です。平時とは、入居者がいて家賃が毎月振り込まれているような問題がないときのことです。こういった時期に、定期的にねぎらいの連絡をしたり、時には賃貸管理会社を訪問したりすることが大切です。それによって信頼関係が生まれ、退去やトラブル発生などの緊急時に対応しやすくなります。

さらにいえば、入居者がいる段階から退去が発生したときの対処策をしっかり話し合っていれば、最短期間で対応することも可能です。

信頼関係をつくるコツ3. 「必要な提案を受け入れる姿勢を見せる」

賃貸管理会社とつきあっていると、さまざまな改善提案を受けることがあります。よくある提案例としては、退去時のリフォームや、エリアの競争激化に伴う家賃の値下げなどです。こういった提案を受けたときに、「経費がかかる」「売上が下がる」などの理由で、すべて拒否していては賃貸管理会社からすれば「提案するだけムダ」という感覚になってしまいます。

「提案内容をしっかり吟味した上で」というただし書きはつくものの、入居者・内見者目線で見て賃貸管理会社の主張に整合性があるなら、提案を受け入れることも時には必要です。また、リフォームの見積もりを提示されたときも「とにかく安く」と考えるのではなく、必要な項目かどうかを見極めて判断する姿勢が必要でしょう。

緊急時には賃貸管理会社にすべて任せることも大事

賃貸管理会社とオーナーの関係は、「賃貸管理会社からの報告・連絡・相談」に対して、オーナーが熟慮して最終決断を下すのが基本です。しかし、水漏れや防犯上の問題など緊急のときは、賃貸管理会社に任せることも大事です。たとえば、「強風で窓が割れ、入居者が寒くて困っている」というときには、概算の報告だけでいいからすぐに修繕するよう指示を出しておけば、賃貸管理会社は対処しやすいでしょう。

緊急の対処が必要にも関わらず、オーナーが決断できないでいると、トラブルが拡大し、不信感から退去になることも考えられます。緊急時にスムーズな連携がとれるよう、平時のコミュニケーションを丁寧に積み上げましょう。事前に「平日の連絡はメールでして欲しい」などの要望を伝えておけば、お互いに負担が少なくて済むでしょう。

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