マンション経営といった不動産投資と言えば圧倒的に男性が多いというイメージかもしれません。しかし、実は今女性たちも積極的に不動産投資を行っていることをご存知でしょうか。ここではなぜ彼女たちがはじめるのか、また女性目線でみた不動産投資の方法を紹介しましょう。
(本記事は2017/12/12配信のものを2020/09/01に更新しております)
キャリアを積み、自分の仕事に自信を持つ女性が増えています。その背景には国による女性のより一層の働きやすさの改善指針強化や、もう一方で晩婚化・未婚化の増加が進んでいると言えます。そのような中で管理職や営業職はもちろん、各専門家に就く女性たちは、そのキャリアをどんどんと磨いています。
自分の仕事にプライドを持ち、社会で活躍する彼女たちの多くは、自身のライフスタイルについてもしっかりとした方向性を考えています。
例えば上記のように、自分の資産と住まいについてしっかりと考えているのです。
その中には最近、ワンルームマンションなどの不動産投資物件によってマンション経営を行うことで収益を得る、という選択をする女性が増えています。仮に将来、結婚することになったとしても、結婚後も収益物件として継続して家賃が得られます。夫となる男性にとっても頼もしい女性と言えるでしょう。
一度家庭に入り、専業主婦になった女性が不動産投資で事業を興すケースも増えています。
子どもが保育園に入れるようになったら仕事に復帰する……そう考えていたつもりが実際にはそんなに簡単でないことに気付きます。保育料は決して安くなく、家事と育児とを両立して頑張っているのにそれなりの収入アップを実感できません。また、子どもが病気だと保育園にあずけることもできないので、ベビーシッターにお願いするなどの対策も必要となります。
一方で、マンション経営といった不動産投資は時間的な束縛を気にすることなく行えます。普段は家賃入金の確認や管理会社さんとのやり取りだけです。決済や契約など、どうしても現地に行かなくてはいけないという時だけ子どもを預け、後は子どもと一緒に自宅にいながら家事をする時間が充分にとれます。
得られる収入はやり方次第では正社員で復帰するより以上になるかもしれません。まさに不動産投資は将来専業主婦となる可能性がある方向けの選択肢(ある種の働き方)の一つとも言えます。
不動産に関連する職場でも女性の活躍が目立っています。営業職はもちろん、設計、施行の場面でもです。物件を女性の目線からとらえることで、依頼人の要望に応える角度が男性とは違うからなのでしょう。このことは不動産投資の場合にも言えます。入居される人のことを考えた物件の選び方や、入居者募集方法の新しいアイディアなど実際に家にいることが多い女性の感性を活かすことができます。
水回りはもちろん、セキュリティ面や、近隣の状況など男性ではなかなか気付けないポイントに女性はあえて目がいきます。特に女性は気になる点はどんどん改善していくことが多いです。入居が決まってからも長く住んでもらうための気配りなどを積極的に実施するそうです。
またキャリア経験のある女性だけではなく、シングルマザーや若い独身女性の不動産投資家も増えています。一人暮らしの女性の目線、子育て中の母の目線と、入居者の心を掴む物件へ投資することに長けていると言えるでしょう。
不動産業界も投資も男性が圧倒的に多い世界です。しかし、今では女性が資産形成をするために大活躍をしている投資手法でもあります。取引や折衝の場面で女性だからという理由で不利になることもありません。リフォームやステージングなどを行う物件では、逆に女性らしい感性が強みになります。
コロナ禍前からも不動産投資セミナー(現在はウェブセミナー中心)への女性の参加者が増えてきています。“今”だからこそ女性のための資産形成に不動産投資を検討してみるのもよいのではないでしょうか。
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