資産運用
2017/09/01

投資先進国。欧米人が拘る資産運用の72の法則!

(写真=beast01_Shutterstock.com)
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「72の法則」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。72の法則とは、投資において、元本の2倍となる期間が分かる計算式です。

例えば、金利3%で運用した場合、何年で2倍になるでしょうか。この場合の計算式は72÷3となり、24年で2倍になることが分かります。金利4%なら18年(72÷4)、金利6%なら12年(72÷6)で2倍になります。

これはお金を運用するだけではなく、お金を借りる場合にも適用できます。いわば資産運用の「基本」とされている法則です。なお、この72の法則は金利が「複利」の場合です。まずは複利ともう一つの「単利」から理解していきましょう。

単利と複利とは?

利息とは、資産を運用したときに、結果に応じてつく上乗せ額のことです。銀行の利息のイメージが強い方も多いでしょう。
別の言い方では、資産運用における損失の可能性であるリスクに対して、「リターン」という場合もあります。
この利息のなかで単利は運用した資産のうち、「元本」のみに利息がつくものです。たとえば、100万円で利息を生んだ場合、翌年も同額の元本100万円に対して再度利息がかかります。
一方の複利は、運用した後の「元本+利息」に、更に利息がつくもの。複利の方が単利より短期間で資産が増えていく、ということがいえます。

<100万円を利息10%で2年間資産運用する場合(例)>

単利

(1年目)100万円×1.1=110万円

(2年目)100万円×1.1=110万円

20万円の利子が付いたことになり、合計120万円になります。

複利

(1年目)100万円×1.1=110万円

(2年目)110万円×1.1=121万円

21万円の利子が付いたことになり、合計121万円になります。


100万円が原資では、2年間で1万円の「差」がつきます。これが5年間、10年間の長期運用となると、それだけ単利と複利には差が生まれるということです。積立貯金や外貨建MMFなどが複利商品の代表的な存在です。

ポートフォリオという考え方

リスクとリターンはトレードオフの関係になる場合が多いものです。大きなリターンを得るためには相応のリスクを取る必要があるケースがあります。また、値動きや特性の異なる運用商品も多種多様にあります。リスクとリターンの度合いや異なる値動きをする別々の運用商品を複数組み合わせて相場に対応することを、「ポートフォリオ」といいます。

日本人が、「どの株が上がった」「どの株が下がった」という株価の動きに興味を示しやすいことに対して、投資先進国である欧米はポートフォリオの現状が投資家同士でよく話題になるといわれます。欧米人の投資家同士は、「株式〇〇%で、債券〇〇%だけどあなたは?」といった会話を交わしていることが想像されます。ポートフォリオは、リスクを分散した上でリターンを狙っていくために組み、自分の資産を客観的に見るための指標になるのです。

ライフイベントを見据えた資産運用

昨今の日本も国を先頭に「貯蓄から投資へ」という考え方に舵を切るなか、今後は資産プラスアルファをポートフォリオから見ることが一般的になってくると考えられます。

公的年金など日本の社会保障制度の先行きが不安視されている現状では、教育資金や老後の生活費などを考えると、貯蓄だけで十分な資産形成ができるでしょうか。何もせず放っておくと、なにかとお金がかかってしまい、気づいたら貯蓄が減ってしまっていたという事態にもなりかねません。将来のライフイベントを見据えた上で、資産運用をしていくことが重要です。

資産運用と聞くと難しそう、リスクが高そうと思われる方もいるかもしれません。ですが少額から始められ、日常生活に影響なく行うことができる投資方法も意外とあるものです。まずは自分にあった投資方法を探すことから始めてみてはいかがでしょうか。


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