豊かな人生を送るためには、お金としっかり向き合い、着実に貯蓄を増やしていくことが重要です。貯蓄といっても、「お金を無駄使いしない」こととともに、「お金をいかに稼ぐか」ということも重要な要素です。
「稼ぐ」に対する価値観は変わりつつある
1980年代前後の高度経済成長期には年功序列や終身雇用制度が機能しており、会社に入社をしたら同じ会社にいることが当たり前でした。昇進による給与の上昇率は「安心感」にも繋がっていました。
雇用と昇給が約束されているなかで、リスクをとり株式や不動産に投資をすることは、必ずしも必要であるとはいえませんでした。
そのような状況では、一生懸命に働き、堅実に生活をすることが、貯蓄を増やすためには一番の近道であると考えられてきました。
ですが、時代は大きく変わっています。終身雇用どころか会社勤めを辞め、独立し起業する人も目立ってきています。キャリアップを実現するために転職をする人も増えました。正社員という枠にはこだわらず、派遣社員・契約社員などの非正規雇用で長い期間働き続ける人も多くいます。
「働き方」に関する考え方にも変化があります。「働き方改革」によって、リモートワークを活用した自宅勤務が定着すると、「仕事のために会社に行く」という、これまでの当たり前だった価値観も大きく変革を遂げていくことになりそうです。大企業の中でも副業禁止規定を廃止する会社が増えました。
人々の働き方はどんどん「自由度」が増しています。
しかし、以前と比べると将来に対する「安心感」は減っているように思います。今後も続く少子高齢化問題により、年金の心配も拭えません。一生懸命に本業に打ち込むことだけが、収入源を確保する方法だという考えかたも、過去のものかもしれません。
不安定な世の中では、「資産運用」や「副業」をはじめとした、本業以外の収入源をいかに確保するかが、安定的な収入を受け取るための大きなポイントになります。
「稼ぐ」こととインターネットの存在
さて、「稼ぐ」にあたっては情報の取得が大切であり、正確な情報を迅速に得ることに不可欠なのはインターネットの存在です。インターネットの普及に伴い情報は瞬時に拡散するようになりました。無数の情報が溢れているため、これらの情報をいかに取捨選択し活用できるかが、賢く稼ぎ、豊かな人生を送るためには重要です。そのなかでも、注目をしたい資産運用方法に「不動産投資」があります。
不動産投資は、かつては地主や富裕層が取り組む、一般の会社員には無縁な投資方法と認識される傾向がありました。しかし時代が変わり、現在ではサラリーマンや公務員が気軽に取り組むことのできる資産運用方法として注目されています。
もちろん、不動産投資にも様々な「リスク」があり、情報収集と勉強が大切になります。不動産のプロフェッショナルに相談をしてみるのも良いでしょう。物件選び、集客、入居者との交渉にいたるまで、様々なアドバイスをしてくれます。
家計といえば節約の腕を意味していた時から時代は変わり、今日「豊かな人生を送る」といえば稼ぐ方法と、情報収集力、そして節約との両立が必須となります。次の時代に対応した準備を着実に進めていきたいものです。
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