お金が流れていく仕組み!金融市場の全体像とその役割を学ぶ

(写真=SergeyP/Shutterstock.com)
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将来に対する漠然とした不安を前に、「資産運用」の必要性を感じている人は少なくないでしょう。ただ、実際に何をしていいのかわからず、行動に移せていない人も多いのではないでしょうか。正しい資産運用を実践するためには、一定の金融リテラシーが求められます。

普通に生活しているだけでは、金融リテラシーを身につけることは難しいでしょう。ただし、積極的に学ぼうとする姿勢はもちろん、新しいことをどんどん吸収しようとする行動力があれば、金融リテラシーを高めることができます。だからこそ、成功している投資家は常に学び続けています。

では、どのようなことを学べばいいのでしょうか。これから投資をしようと考えている方の場合、まず、金融市場の全体像をつかむところから始めてみてはいかがでしょうか。金融市場を概観することで、お金の流れが見えてきます。お金の流れが理解できるということは、お金が生まれる仕組みを理解することにもつながります。

(本記事は2018/06/15配信のものを2019/11/03に更新しております)

▼目次

  1. 価格は需要と供給で決まる
  2. 金融市場(マーケット)の構成要素とは
  3. 金融市場の全体像を知って投資の本質を知ろう

価格は需要と供給で決まる

まずは、金融市場の前提となる“市場の特性”について見ていきましょう。金融市場(マーケット)では、日々、さまざまな金融商品が取引されています。株式や債券、ETF、投資信託など、金融になじみがない方であればイメージがわかないものもあるでしょう。

ただ、どの金融商品であっても、原理原則は同じです。原理原則とは、需要と供給によって価格が決まることで、経済学でいうところの「市場メカニズム」です。需要と供給によって価格が調整されるのは、金融商品も同様です。

厳密にいうと、食品や一般消費財のように市場メカニズムが働くわけではありませんが、需要と供給によって価格が変動するという概念は、金融商品についても応用可能です。「株は美人投票である」といった格言があるのも、そうした背景があるためです。

金融市場(マーケット)の構成要素とは

次に、金融市場の中身について、その構成要素を見ていきましょう。大きく分けると、「長期金融市場」「短期金融市場」「外国為替市場」の3つに分類できます。それぞれの具体的な内容は次のとおりです。

・長期金融市場(株式市場など)

長期金融市場とは、取引期間が1年を超える金融商品を扱う市場です。「株式市場」や「公社債市場」、「国債先物・スワップ(デリバティブ)」などが該当します。ちなみに、公社債市場で売買される新発10年債券の利回りが、いわゆる「長期金利」となります。

・短期金融市場(オープン市場など)

短期金融市場とは、取引期間が1年以下の金融商品を扱う市場です。金融機関が参加する「インターバンク市場」や、金融機関以外でも参加できる「オープン市場」、短期金融取引から派生した「金融先物・短期スワップ(デリバティブ)」などが該当します。

・外国為替市場(インターバンク市場など)

外国為替市場とは、特定の通貨と他の通貨とを交換(売買)している市場のことです。外国為替市場で取引されている交換比率を「外国為替相場」といいます。外国為替市場には「インターバンク市場」と「対顧客市場」があり、それぞれで参加者が異なっています。

金融市場の全体像を知って投資の本質を知ろう

このように、金融市場といってもその種類はさまざまです。投資を行う際には、どの市場の、どの商品に投資するのかを決めます。そのためには、現在の経済状況はもちろん、それぞれの市場および金融商品の特性についても理解しておく必要があります。

もっとも、資産運用が目的なのであれば、必ずしもプロを目指さなくても問題ありません。基本的な知識を得て、日常的に学ぶ姿勢さえあれば、誰でもお金を運用することは可能です。大切なお金を無駄にしないためにも、金融市場の全体像からお金の流れを知ったうえで取り組みましょう。

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