「20代・30代・40代」年代別の不動産投資を始める理由3選

(写真=REDPIXEL.PL_Shutterstock.com)
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将来に向けた資産形成としてマンション経営のような不動産投資を始めるのであれば早ければ早いほど有利です。ただ、各世代によって投資を行う目的やメリットは異なるため、それぞれの年代で始める場合の特徴を理解しておくと良いでしょう。

今回は20代、30代、40代の各世代の不動産投資を参考にして、資産形成のヒントを掴んでいきます。

(本記事は2017/09/27配信のものを2020/12/05に更新しております)

▼目次

  1. 20代で不動産投資を始めるメリット
  2. 30代で不動産投資を始めるメリット
  3. 40代で不動産投資を始めるメリット
  4. 不動産投資は早い年代から理解して始めよう

1. 20代で不動産投資を始めるメリット

1-1. 資産形成の必要性が高まる世の中に

近年は少子高齢化の影響を受け、社会保険料負担は増加しています。しかし、給料も右肩上がりに増えることはなく、結果的に貯蓄もできないという現実を考えると何かしらの資産形成が必要になってきます。

そのような状況下において、資産形成の中でも不動産投資は初心者でも比較的始めやすい投資の1つです。特に都心部のワンルームマンションのような空室リスクの低い物件を選ぶことで、安定した家賃収入を得ることができます

1-2. 不動産投資で20代が持つ最大の武器が“時間”である理由

特に、20代という若い世代の人は長い時間があります。時間は投資において最大の武器になります。できるだけ早く不動産を購入しておくと、結婚などでいざライフスタイルが変化したときにはローン返済も3分の1から、半分程度終了している可能性もあります。

また20代で不動産投資を始めると最長の期間でローンを組むことができる可能性が高いことから、少ない資金から不動産投資を行うことができ、より多くの不動産を所有できる可能性が高まるなどのメリットもあります。

2. 30代で不動産投資を始めるメリット

2-1. 人生の3大支出の目途が立ってくる30代

30代で不動産投資を始める理由としては、20代に比べて投資にかける時間は少なくなっていますが、まだまだ、現役時代は30年近く続いていくことになり、長い時間があります

また、すでに家庭を持ちライフスタイルが固定化されておれば、人生設計もしやすいのが大きな要因の1つでしょう。この年代は、生活のパターン、ライフスタイルが固まってきているため、人生の3大支出である教育資金、住宅資金、老後資金の目途を立てて、計画性を持って進んでいくことができるというメリットがあります。

2-2. 老後までの時間があり計画的に資産形成するなら不動産投資も

貯蓄計画に関しても時間的余裕があるため、資産形成のための方法に不動産投資を選択肢の1つに入れていくことも可能です。

60歳、65歳の退職時期を老後資金準備の目標にした場合も、時間的に余裕があるため、できるだけ長い返済期間にして当面の支払額を抑える方法もできます。20代同様、30代も退職まで30年近くの長い期間がありますので、家計に負担をかけずに少ない資金から始められる不動産投資は、将来に向けた有効な投資といえるでしょう。

なお、不動産投資であれば団体信用生命保険を活用できるため、万が一のときには残された家族に家賃収入という安定した収入源を残すことができます。

3. 40代で不動産投資を始めるメリット

3-1. 不動産投資を40代で始める理由

40代で始める理由は、退職時期が徐々に近づくなか、退職金や年金等で老後の生活をするのが難しいという将来設計から、私的年金をつくるという目的で不動産投資を行う人が増えます

現役で働く期間は20年近くありますが、ローンを最長の期間で組むことができるのも年齢によっては不可能になってくることもあります。20代、30代で、将来の資産形成や自己防衛を考えてこなかった方々は、最終局面だと思ってしっかりと考えていくべき年代です。

3-2. 様々な支出が増える局面でも老後資金を準備するには

40代になると、社会保険料の増額、教育費の負担増、住宅ローンの返済、親の介護、子供の結婚などさまざまな局面で支出も増えます。しかし、不動産投資であれば少ない自己資金で家計に負担をかけず行うことができます。日々の支出にも目を向けながら、老後資金を準備することを検討しましょう。

また、40代の方は勤続年数が長く、重要なポストに就いているケースも多いと思われます。収入が安定している点は金融機関から融資を受ける上で有利となります。

4. 不動産投資は早い年代から理解して始めよう

不動産投資は、株式やFXなどとは異なり大きな価格変動がなく、かつ少ない資金で始めることができます。また、サラリーマンや公務員の方々のような本業にも支障をきたさずに運用をすることができるのです。できるだけ早い年代から始めることのメリットやリスクも充分理解したうえで、不動産投資をしていくことをおすすめします。

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