都心の再開発
2018/02/26

ますます盛り上がる都心の再開発②:湾岸エリア 東京オリンピックの中心地として進化を遂げる湾岸エリア

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
湾岸エリアは、東京湾の沿岸に広がる、都心部に近い埋立地です。競技会場や選手村など、東京オリンピックにおける中心にもなる場所で、2020年に向けて再開発が進められています。そしてオリンピックまでで終わるのではなく、オリンピック以降も再開発が続き今後のさらなる盛り上がりが期待できるエリアです。2017年現時点で、環状2号線、勝どき・月島エリアをはじめ、すでにいくつかの場所では施工が開始されました。そんな湾岸エリアにおける再開発の内容を紹介します。

湾岸エリアにおける再開発

東京オリンピックの中心地ということもあり、湾岸エリアでは各所で大規模な再開発が施行・計画されています。環状2号線の整備をはじめ、勝どき・月島エリア、晴海エリア、豊洲エリア、築地エリアの各エリアで高層ビルやタワーマンションの建設が次々と行われています。それぞれのエリアにおける再開発の内容は以下のとおりです。

・ 環状2号線
環状2号線は、江東区有明から千代田区神田佐久間町をつなぐ都市計画道路です。東京オリンピック・パラリンピックにおいて、晴海の選手村とオリンピックスタジアムをつなぐという重要な役割を果たすため、順次施工がとり行われています。江東区有明から豊洲までのエリアはすでに完成、2014年3月には港区新橋から虎ノ門までが開通し、さらに江東区豊洲から港区新橋にかけて、約3.4キロメートルの整備が進められているのです。また、本道路には、専用レーンとしてBRT(バス高速輸送システム)を設け、都心部と湾岸・臨海エリアまでをつなぐ予定になっています。

・ 勝どき・月島エリア
勝どき・月島エリアでは、複数のタワーマンションが建設されています。2016年、勝どき5丁目には、地下2階・地上53階・高さ178メートルのタワーマンションが完成しました。勝どき東地区では、地下1階・地上58階・高さ195メートルのタワーマンションの建設が開始され、月島1丁目では、2017年3月に地上32階・高さ約122メートルのタワーマンションの建設が着工しています。

月島3丁目も再開発計画地のひとつです。観光地としても有名な「月島もんじゃストリート」を含め、約1.5ヘクタールの区域を3つの街区に分けて開発する予定となっています。

・ 晴海エリア
晴海エリアでまず触れておきたい再開発は、晴海5丁目西地区です。ここでは18ヘクタールもの広大な土地に、オリンピックの競技大会における選手村を整備し、期間中は選手の宿泊施設として使用される予定です。そしてオリンピック後にはこの建物を住宅及び商業施設に本整備するとともに、超高層タワーマンション2棟を建設する計画となっています。最終的には合計棟数 24棟、住宅戸数 約5,650戸のビッグシティが誕生することになります。2024年度の完成を目指し整備が進められています。

また、晴海3丁目西地区では、UR都市再生機構による大規模な再開発が盛んです。広さは約4.2ヘクタール。A街区には、地下1階・地上52階・高さ約180メートルのタワーマンションをはじめ3棟のタワーマンションが建設され、2017年度中に全体の再開発工事が完了する予定となっています。

・ 豊洲エリア
豊洲は、タワーマンションや高層ビルなどが多く建ち並ぶ、先進的な街並みが特徴のエリアです。大規模な商業施設や公園などもあり、都市的な空間と良好な居住環境が融合した住みやすい街でもあります。豊洲2丁目のエリアでは、地下2階・地上36階・高さ約180メートルの超高層ビルを建設中です。ホテルや商業施設、オフィスなどが入り、今後は湾岸エリアにおける新たなランドマークになるとして、注目を集めています。

・ 築地エリア
築地市場を豊洲へと移し、跡地を再開発予定です。着工の時期や再開発後の用途については現時点で未定ですが、銀座から近いエリアということもあり、オフィスや大規模商業施設、ホテル、住居などあらゆる可能性があると期待されています。

今後もますます注目の集まる都市


ここまで紹介したとおり、湾岸エリアは各所で大規模な再開発が盛んです。東京オリンピックが終わった後も、さらなる進化を遂げることが予想されています。都市的でありながら住みよい地域としての魅力があふれる湾岸エリアは、不動産投資を行う際にも、ぜひ注目しておきたいところです。

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