初心者の知るべきメリット(5)

「生命保険」と「不動産投資」の比較からわかるメリットとは?

(写真=thodonal88_Shutterstock.com)
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日本人は生命保険への加入率が高いことをご存じでしょうか。公益財団法人生命保険文化センターの調査によれば、2015年度の日本における生命保険の世帯加入率は89.2%に上りました。

一方、例えば同じ先進国の一つであるイギリスの場合、生命保険の加入率は24.9%と日本と比較した場合に極めて低い水準となっています。日本とイギリスでは福祉・医療システムがまるで違うため、単純に比較できるわけではありませんが、日本は生命保険に加入する人が多数派だということは明らかです。そのような中で今回は、生命保険と不動産投資の特徴を比較しながらそのメリットについて理解していきましょう。

(本記事は2017/09/07配信のものを2019/10/13に更新しております)

▼目次

  1. 生命保険とは?
  2. 不動産投資でリスクに備える?団体信用生命保険とは
  3. 家族のことを考えた選択を

生命保険とは?

生命保険を正確に理解している人は少ないかもしれません。

生命保険とは、「人が亡くなったり、保険期間が満了するまで生きていたりなど、保険会社・商品の一定の条件に当てはまった場合に保険金が支給される商品」を指します。

一般的に、生命保険というと、万が一のことがあった場合に保険金が支給されるものを想定しがちですが、実は生きて保険期間を満了した場合に保険金が支払われる商品も含まれるのです。より細かく生命保険を分類すると次の4つに分かれます。

・定期保険

10年など一定の期間を定め、定期的に更新・乗り換え・解約をする生命保険です。年齢が低いうちに契約すれば月々の保険料が安く済むのがメリットです。

しかし、更新のたびに年齢に応じて保険料は高くなるうえに、満期返戻金はない(掛捨て型)商品であるため、長い間の保障を求める人にはあまり向いていないのも事実です。

・終身保険

死亡もしくは高度障害状態になった場合に死亡保険金が支払われる商品です。加入したら亡くなるまで保険期間が続くため、一生保障が受けられます。

また、更新も行わないため保険料は一定です。まとまった死亡保険金を受け取れるため、葬儀費用を積み立てる手段としても活用されます。

・養老保険

終身保険とは違い、保険期間は一定期間で終わりますが、満期を迎えた場合に死亡保険金と同額の満期金が受け取れる商品です。

老後資金や、子ども・孫へ贈与する教育資金の積立ての手段としても活用されます。

・収入保障保険

定期保険の一種ですが、死亡保険金を分割で受取るのが特徴的な商品です。このため、残されたご家族の生活費の保障を目的として用いられています。

不動産投資でリスクに備える?団体信用生命保険とは

実は不動産投資でもリスクに備えられるのはご存じでしょうか。それを可能にしているのが団体信用生命保険です。この団体信用生命保険は大きくは次の3つに分かれています。

・団体信用生命保険

ローンの債務者が死亡・高度障害状態に陥った場合に、保険金でローンの残債を一括返済する仕組みの保険です。つまり、保険金が下りた時点でローンの支払いは終わるため、遺された家族がローンの支払いに追われなくてすみます。

しかも、相続手続きを行えばローンで購入した物件は家族が所有し、家賃収入も継続して得られるのです。生命保険は一度保険金を受取ってしまえば終わりですが、不動産投資は投資手段として受け継ぐことができるのも魅力的です。

・三大疾病保障付団信

通常の団体信用生命保険の条件にくわえ、三大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)が原因により、要件を満たした場合保険金でローンの残債を一括返済することができる保険です。

・七大疾病保障付団信(八大疾病保障付団信)

通常の団体信用生命保険の条件にくわえ、七大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病・高血圧性疾患・慢性腎不全・肝硬変・(慢性すい炎))が原因により、要件を満たした場合保険金でローンの残債を一括返済することができる保険です。

なお、これらの団体信用生命保険の活用は、株式やFXなど他の投資方法にはみられない、不動産投資特有のメリットです。

家族のことを考えた選択を

生命保険・不動産投資を問わず、運用時のトラブルはさけたいものです。しかし、いつ何が起こるか誰にも分らない以上、遺される人が経済的に困窮しないように配慮することも必要です。家族のために、不動産投資を上手に活用していきましょう。

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